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2012

板橋区障害者表彰式

12月2日

 平成24年度身体障がい者及び知的障がい者更生援護功労者顕彰並びに障がい者雇用主顕彰贈呈式が、グリーンホールにて開催されました。会場には障がい者の方々が作られた絵画などの各種作品が展示されておりました。12月3日から9日は障害者週間です。それにちなんで板橋区では、各種作品展示やセミナー、就職相談会などを行います。この機会を通して、障がいがある方もない方も、ともにいきいきと暮らせる社会をつくるために、さらに積極的に取り組んでまいります。

第4回定例会にて一般質問

11月29日

 平成24年第4回定例会において、公明党を代表して一般質問に立たせていただきました。震災発生以降、区民の皆様から多くの不安やご要望の声をおよせいただいてる防災対策をはじめ、いじめ対策、待機児童対策、障がい者・高齢者施策など、板橋区が抱える課題について、区の積極的な取り組みをもとめ質問いたしました。今後とも、区民の皆様の声に真摯に耳を傾け、現場第一主義で区政の発展に努めてまいります。

区内企業の経営に関する緊急要望

11月19日

 来年3月に中小企業金融円滑化法が終了することにともない、金融機関による貸し渋りや融資条件の厳格化が懸念され、中小零細企業からは不安の声があがっています。こうした企業側の不安感を払拭するため、区の相談窓口を設置するよう、公明党板橋区議団として板橋区に緊急要望を行いました。

要望書全文→

第5回いたばし社会福祉大会

11月16日

 板橋区社会福祉協議会が主催する「第5回いたばし社会福祉大会」が、区立板橋文化会館にて開催され、私も区議会健康福祉委員として参加してまいりました。
 大会では、福祉功労者感謝状贈呈式、町会・自治会支え合い事業の事例発表、歌手の中島啓江さんの講演などが行われ、会場内では「福祉の森ショップコーナー」が設置され、区内障がい者施設・団体による自主製品販売も行われました。町会・自治会支え合い事業事例発表では、私が所属している高島平3丁目自治会の発表がありましたので、しっかりと応援させていただきました。

第16回いたばし産業見本市

11月15日

 区立東板橋体育館において第16回いたばし産業見本市が15日から17日まで開催されました。初日の15日には開会式が行われ、私も参加してまいりました。板橋区では、区内中小製造業を主とした企業の商取引活性化、企業間連携・交流の促進を目的として、ビジネス展示会「いたばし産業見本市」を、毎年、開催しています。
 16回目となる今回の見本市は『世界、そして未来へ向かう、いたばしの「ものづくり」』をテーマに、多くの区内製造業などの企業が出展し、製品・技術のPR、情報交換の場として賑わっておりました。

板橋区医師会立看護高等専修学校第47期生戴帽式

11月10日

 板橋区医師会立看護高等専修学校第47期生戴帽式に出席させていただきました。板橋区医師会立看護高等専修学校は、昭和41年4月、准看護学校として開校し、昭和52年5月専修学校看護高等課程として認可されました。その教育目的は、准看護師として、必要な知識及び技術を習得し、地域社会に貢献できる人材を育成することです。
 この戴帽式は2年間の修業を経た生徒さんたちが、准看護師としてスタートする大事な式典です。神聖な場に参加でき、心が洗われる思いがしました。さまざまな思いから看護師を目指した皆さんですが、これから医療現場で活躍することになります。大変な環境の中でも、患者さんやその家族を気遣う心を忘れずに頑張って欲しいと思いました。

板橋平和のつどい

11月7日

 公板橋区立文化会館大ホールで開催された「板橋平和のつどい」に参加しました。板橋区では昭和60年1月1日に、世界平和と核廃絶を謡った「板橋区平和都市宣言」を行っています。その宣言を実りあるものとするため、様々な事業に取り組んでいます。その一環として毎年、「板橋平和のつどい」が開催されています。
 会場では、8月に実施した平和の旅(広島・長崎)に参加した中学生の体験発表や、映画「ホタル」上映が行われ、「板橋平和のつどい」の参加者全員で「板橋区平和都市宣言」を朗読しました。また、開会に先立って板橋区役所かた会場の文化会館まで、板橋平和の灯のパレードが行われました。
 もう一度、「板橋区平和都市宣言」を深く胸に刻んでまいります。

<板橋区平和都市宣言>
世界の恒久平和を実現することは人類共通の願いである
 しかるに 現実は 核軍拡競争が激化の様相を示し 人類の滅亡さえ危惧されるところである
 われわれは 世界で唯一の核被爆国民として また 日本国憲法の精神からも再び広島 長崎の惨禍を絶対繰り返してはならないことを強く全世界の人々に訴え 世界平和実現のために 積極的な役割を果たさなければならない
 板橋区及び板橋区民は 憲法に高く掲げられた恒久平和主義の理念に基づき緑豊かな文化的なまちづくりを目指すとともに 非核三原則を堅持し 核兵器の廃絶を全世界に訴え平和都市となることを宣言する

平成25年度予算要望

10月29日

 公明党板橋区議団として、坂本健・板橋区長に対して平成25年度予算要望を行いました。要望書は防災・減災の視点からのインフラ整備、地域防災対策、待機児童対策等々、折々に要望してきた項目も含め、区民生活全般に係る298項目の詳細な内容となっています。要望項目のうち新規は59項目で、前回(平成24年度予算要望)の要望項目のうち、約160項目の見直しを行いました。要望の取りまとめにあたっては、関係諸団体からのヒアリングや、区議団12名の全員が、現場で課題を探り、それらに対する政策を検討してまいりました。
 今後とも区民生活の向上を目指し、今回の要望内容の実現に向け全力で取り組んでまいります。

要望書前文はこちら→

板橋区民まつり

10月20日、21日

 10月20日、21日の2日間にわたり爽やかな秋風のもと、「人・まち・みどりを未来につなぐ板橋区」をテーマに板橋区民まつりが、グリーンホール前道路およびその周辺施設にて開催されました。
 今年は区制施行80周年記念の年にちなんだ、80周年特別企画イベントや交流自治体ステージ、被災地復興支援コーナーなど盛りだくさんの催しが行われました。みなさんお誘い合わせのうえ、ぜひお越しください。
区民まつり会場の「買い物と交流のひろば(1)」において、板橋区議会の超党派の議員連盟メンバーとして「東京オリンピック・パラリンピック招致PR活動」を行いました。多くの方にご署名をいただき、東京オリンピック誘致に向けて弾みがつきました。

放置自転車対策視察

10月16日

 板橋区議会特別交通対策調査特別委員会で放置自転車対策(武蔵野市)に視察に行ってまいりました。
 武蔵野市では、市民・事業者・行政がそれぞれの責務を果たし、連携して、放置自転車のないまちづくりを目指し、自転車の利便の促進に資することを目的として「武蔵野市自転車等の適正利用及び放置防止に関する条例」を制定し、自転車等の駐車対策を総合的かつ計画的に推進しています。
 また、平成7年に「武蔵野市自転車等駐車対策協議会」を放置し、自転車問題や自転車等駐車場設置など自転車等の駐車対策に関する重要な事項について、調査審議しています。今後の、板橋区における放置自転車対策の参考としてまいります。

「第7回全国市議会議長会研究フォーラム」に参加

10月10・11日

 松山市で開催された「第7回全国市議会議長会研究フォーラム」に参加しました。初日(10日)は、基調講演として、片山善博氏(前総務大臣・慶応義塾大学法学部教授)より「地方自治の課題と議会のミッション」と題した講演が行われ、その後、「地方議会における政策形成の在り方について」をテーマにパネルディスカッションが行われました。二日目(11日)は、「大震災における議会の役割」をテーマにパネルディスカッションが行われ、その後、視察が行われました。

板橋区制施行80周年記念式典

10月1日

 今年は、昭和7(1932)年10月に市郡合併により板橋区が誕生してから80年の節目の年になります。その80周年を記念した式典が板橋区立文化会館で挙行されました。式典では板橋区に貢献された方々が表彰されました。ロンドン五輪のボクシング金メダリスト村田諒太選手(板橋区在住)も表彰され、ひときは大きな拍手で祝福されました。また、桜ヶ丘中学高校のブラスバンド部が祝賀演奏をして下さいました。板橋区では、区制施行80周年を記念して記念切手の発行や板橋区の80年を振り返ったパネルの巡回展示など様々な記念行事が行われます。80周年を契機として、先人たちのご努力に深く敬意を表するとともに、さらに板橋区が発展し、「住んで良かった」と云われるまちづくりを目指して、これからも全力で取り組むべく決意を新たにしました。

足立区フッ化物洗口推進事業を視察

9月9日

 公明党板橋区議団として足立区を訪問し、「フッ化物洗口推進事業」を視察してまいりました。足立区ではフッ化物洗口推進事業を東京都のモデル事業として平成22年度から開始しています。フッ化物洗口とは、フッ化物水溶液を用いてうがいを行い、歯のエナメル質表面にフッ化物を作用させて、虫歯を予防する方法です。乳歯および幼若永久歯のむし歯予防に大変、効果的であると言われております。
 足立区では、実施されている幼稚園、保育園、小学校の保護者の方々への丁寧な説明や、担当の学校教員の協力などにより順調に事業が推進されています。
 結果は何年も先にならないと数値として表れてきませんが、歯に関心を持つことによって生活習慣病の改善になります。 板橋区議会では、平成22年第1回定例会及び平成24年第1回定例会で、公明党を代表してかいべとも子議員が、フッ化物洗口推進事業の導入を強く求めています。板橋区においても同事業が導入され、区民の健康増進が図られるよう粘り強く取り組んでまいります。

第65回 板橋区民体育大会総合開会式

9月9日

 区立小豆沢体育館において「第65回 板橋区民体育大会 総合開会式」が開催され、私も出席させていただきました。開会宣言。選手入場のあと区長挨拶、選手宣誓が行われ、来年3月まで各種目ごとに行われる大会の幕が切って落とされました。板橋区では区民の皆様の健康増進を図るため、毎年、区民体育大会を開催しています。多くの皆様に参加していただけるよう、陸上、水泳をはじめ球技や柔道など31種目の競技を実施しています。

「第4回生活保護問題議員研修会」に参加

8月24・25日

8月24日、25日、「さいたま市民会館うらわ」(1日目)「さいたま共済会館」(2日目)において開催された「生活保護200万人時代:地方行政に何ができるか?」と題した「第4回生活保護問題議員研修会」に参加させていただきました。
 研修会1日目には、路上生活者のドキュメントをまとめた映画「渋谷ブランニューデイズ」が上映され、基調対談、記念講演などが行われました。記念講演では、「子どもの貧困連鎖を断ち切るために」と題して埼玉教育文化研究所事務局長の白鳥勲さんのパワーポイントを活用した講演が行われ、生活保護世帯の中学3年生を対象に、高校進学へ向けた家庭訪問を続け、「アスポート教育」で生活保護世帯における高校進学率を向上させたレポートを拝見させていただきました。大変、印象に残り、未来の宝の大切な子どもへの支援を、わが区でも積極的に行っていかなくてはいけない、と実感しました。

 2日目は、分科会、特別講座、まとめ講演が行われ、私は金沢大学の武田公子教授の「生活保護と地方財政」の第2分科会に参加いたしました。特別講座は埼玉県立大学の長友祐三教授の「HOW TO 生活保護同行支援」に参加いたしました。最後は、まとめ講演「『餓死』『孤立死』を生まない、生活保護行政を目指して」と題した弁護士の尾藤廣喜さんの講演でした。尾藤氏は講演の中で5つの要望(①一つ一つの相談を大切に、②地域でのネットワークの構築、③生活保護制度反対から改革へ、④生活支援戦略を活かし具体化する、⑤皆の制度としてほしい)について述べられました。板橋区における生活保護に係る現状を確認するとともに、改革すべき課題について検討してまいりたいと思います。

佐賀県庁・佐賀市役所視察

8月6・7日

 公明党区議団として佐賀県佐賀市を訪れ、佐賀県、佐賀市がそれぞれ取り組んでいる「電子自治体」について調査してまいりました。まず、1日目(8月6日)は佐賀市役所を訪問し、IT化の目的、その効果についてヒアリングしてまいりました。佐賀市役所では全庁型地理情報システム構築で、業務の効率化、コストの削減、質の高い行政サービス、行政評価への活用などに取り組んでいいます。また、①図書館貸出予約②公共施設の予約③地方税申請手続き④入札手続き、について電子申請手続きを導入しています。

 2日目(8月7日)は佐賀県庁を訪問し、佐賀県が目指す「電子県庁」の成果についてヒアリング及び現場視察などを行いました。最先端電子県庁構築推進事業の目標として①県民サービスの向上(申請や届け出や応募など)②行政事務の簡素化・効率化を掲げておりますが、実際に、①利用者の利便性向上②行政業務の効率化③コストの削減につながっているとのことでした。
 どちらも素晴らしい取り組みで、特に県も市も、共に業務のワンストップに力を入れて、庁舎に来られる方々に丁寧な対応を心掛けていました。苦情も、業務の相談もすべてたらい回しにしないことを鉄則としています。県庁では「佐賀元気ひろば」という県庁1階の部屋で問い合わせや相談の内容を伺い、それぞれの担当職員が関係部署から直接説明にやって来るシステムを採用し、実際に相談者をたらい回しにしない対応が印象的でした。

区議会健康福祉委員会釧路市視察

7月18日・19日

 7月18日・19日 区議会健康福祉委員会で北海道釧路市に視察に行ってまいりました。

釧路市役所

 1日目は、釧路市役所を訪問し、「生活保護自立支援プログラムの取り組み状況について」視察いたしました。釧路市では受給者の自尊意識を回復させるため、中間的就労として地域のNPO等各事業者と協力し、有償・無償のボランティア活動等を通じ受給者の居場所づくりに取り組んでいます。こうした取り組みから新たな就業の場の発掘につながったり、再就職の道が開けたり、その人なりの自立した生活が営めることを目指しています。

地域起業創造センター「まじくる」

コミュニティーハウス「冬月荘」

 2日目は、自立支援協力団体の運営状況について視察いたしました。釧路市の生活保護自立支援プログラムに協力しているNPO法人「地域生活支援ネットワークサロン」が運営する地域起業創造センター「まじくる」と、コミュニティーハウス「冬月荘」を訪問し、それぞれの施設での取り組みを視察してまいりました。NPO法人地域生活支援ネットワークサロンは、障がいをお持ちの方々の就労支援や生活に係る様々な支援を行っている団体です。

平成25年度予算重点要望を提出

7月9日

 板橋区議会公明党として坂本健板橋区長に対して「平成25年度予算重点要望」を手渡しました。今回の重点要望の取りまとめにあたっては、依然として低迷する国内景気状況の中にあって、生活の最前線である区政に対する区民の皆様のご期待と信頼に応えるべく、優先すべき項目を精査してまいりました。その結果、出産・子育て支援、防災対策、高齢者の見守りなど継続・新規を合わせ11項目の重点要望とさせていただきました。今後も要望項目の実現に向けて粘り強く取り組んでまいります。また区民の皆様のご意見・ご要望をお聞きしながら区政の発展に努めてまいります。

平成25年度予算重点要望 →

凸版印刷と印刷博物館を訪問

7月5日

 公明党板橋区議団7名で凸印刷株式会社(文京区水道・トッパン小石川ビル)及び印刷博物館を視察してまいりました。
 凸版印刷は、昭和13年に板橋区に板橋工場を建設し、本格的に印刷事業を展開してきた歴史があります。また、印刷産業が板橋区内に集積した要因として、凸印刷板橋工場の存在が大きかったと思われます。凸印刷側から、今後、企業として地域に貢献したいとの提案があり、板橋区とその協力について協議を行う予定となっています。

 凸版印刷というと「印刷」のイメージが強いですが、今や情報化社会の中で様々な技術を駆使した製品やサービスを提供しています。特にバーチャルリアリティーの技術や、電子ペーパーを利用した情報コミュニケーションサービスなど優れた技術を有しています。また、日本酒の流通コストを劇的に削減させたお酒の紙パック印刷の開発も凸版印刷が主導したと言われています。
 また印刷博物館では、国内外の印刷の歴史が学べる展示がなされており、板橋区の印刷工場で徳川家康が作った銅の活字組版(国の文化財)が発見されたエピソードを聞いて、板橋区と印刷産業との不思議な縁を感じました。

志村消防団消防操法大会

6月17日

 志村消防団消防操法大会に参加いたしました。毎年、志村地域10の分団が可搬ポンプ消防操法のスピード、技、正確さを競い合う大会です。消防団の皆様は、普段はそれぞれのお仕事を持ちつつ、日頃から定期的な訓練を通して、地元の安心、安全確保に全力で取り組んでいただいています。本当に感謝の気持ちで一杯です。素晴らしい可搬ポンプ消防操法技術を披露していただきました。

首都圏外郭放水路視察

6月6日

 公明党板橋区議団として、埼玉県春日部市にある国土交通省「首都圏外郭放水路」を視察してまいりました。首都圏外郭放水路は、首都圏を水害から守るために造られた洪水防止施設です。あふれそうになった中小河川の洪水を地下に取り込み、地下50mを貫く総延長6.3kmのトンネルを通して江戸川に流す、世界最大級の施設です。日本が世界に誇る最先端の土木技術を結集し、平成18年6月に完成。完成に先立ち、平成14年から部分的に稼動し、毎年5~7回の洪水を安全に処理することで、高い治水効果を発揮しています。
 文字通り「縁の下の力持ち」として、私たちの目にふれることなく、洪水と闘う首都圏外郭放水路のスケールはまさにギネス級でした。洪水を取り込む直径30m、深さ60mにおよぶ5本の巨大立坑をはじめ、地中深く6.3kmにわたって走る直径10mの地底トンネル、重量500トンの柱が59本もそびえるマンモス水槽、そして、毎秒200tの水を排水する14000馬力タービンなど、そのすべてが圧巻のスケールでした。

 近年の天候不順やゲリラ豪雨の発生により、こうした施設の存在が頼もしく感じますが、地域においては、まだ多くの課題があります。予期せぬゲリラ豪雨にどこまで備えておくべきか、板橋区内にあっても危険地域を点検しながら必要な対策を講じてまいります。

大阪府・箕面市視察

5月23日・24日

 党板橋区議団として大阪府箕面市を訪問し、同市が先進的に取り組んでいる「子どもの読書活動」「障がい者の社会的雇用」について視察してまいりました。
 箕面市では、子どもの読書離れ対策として、4か月検診で絵本の紹介冊子を配布して、検診の待ち時間を利用して読み聞かせを行うことや、図書館来館者の増員を図るためのイベントを増やす(遊びながら絵本を聞かせる・紙芝居)こと、さらに小・中学生全校に「学校図書館司書」を配置し、公立図書館と交流して、お薦めの本の冊子作成や学校への団体貸出し(一か月など)を行うことなどを実施している。また、子どもたちが多く読まれた本の中から、子どもたちが投票して受賞作品を選ぶ「世界子供の本アカデミー賞」というユニークな取り組みも行っています。

 また、箕面市は「障がい者の社会的雇用」についても独自の取り組みを行っています。箕面市における社会的雇用の事業所は、現在、①リサイクルショップ(きものリサイクル・雑貨)②通販事業(筆で文字を書いてデザインする・地ビールのラベルをデザインする)③パン・クッキー・ゼリー④喫茶の4つがあり、一般就労がままならない障がい者が働いています。これは、一般就労でもない、福祉的就労でもない、その中間を埋めるための「社会的な雇用」という位置づけで行われているものです。また、同じお金を出すなら障害者の手に残るお金がより多くなるよう、運営補助等ではなく、障害者への賃金補填という考え方で実施されています。

徳島県・上勝町視察

5月15日

 公明党板橋区議団として徳島県・上勝町を訪問し、同町が実施している「彩(いろどり)事業」について視察いたしました。
「彩(いろどり)事業」とは、いわゆる「葉っぱビジネス」で、日本料理を美しく彩る季節の葉や花、山菜などを、販売する農業ビジネスのことです。 葉っぱビジネスのポイントは、軽量で綺麗であり、女性や高齢者でも取り組める商材であること。また、それを支えるのはインターネットで、決まった数量を毎日出荷するのではなく、おばあちゃん達はPCを駆使し、全国の市場情報を収集して自らマーケティングを行い、葉っぱを全国に出荷しています。 高齢者の生き生きとした表情、94歳で脚立に乗り、もみじを採取している姿が忘れられません。また、「毎日忙しくしているが、1日テレビを見ていろ、と言われたら苦痛だ」との80歳を過ぎたお婆ちゃんの言葉が印象に残りました。
 私の地元・高島平も高齢化が進んでおりますが、高齢者の皆さんが生き生きとした生活を送れるよう環境を整えたい、と実感しました。

徳島県・徳島市視察

5月14日

 板橋区議会公明党区議団として徳島県・徳島市を訪問視察いたしました。徳島市は大小138の河川が流れる「水」とともに発展してきた「まち」で、川を利用した街づくりをすすめてきております。
 また、徳島県にはLED産業が集積しており、地域資源であるLEDの「光」の要素を加え、他の都市にはない新たに魅力をもつ「水都・とくしま」を創造・発信しています。毎年行われる「徳島LEDアートフェスティバル」は、徳島が持つ水と緑の魅力に、芸術文化の力を結集し、LED技術とアートが融合した「LEDの光」を生かした新しい魅力を持つ「水都・とくしま」を創造すること、そして、市民参加のまちづくり、滞在型集客の拡大、まちのにぎわいづくり、地域経済の活性化につなげることを目的として開催されています。
「徳島=LED」というブランドイメージを全国にPRすることで、市内に事業所を有するLED関連企業数の増加を図りながら、新たな観光地づくりによる滞在型集客の拡大を図っています。
河川を流れる水がきれいなので、特にLEDの光が映えて、子供から大人まで楽しめる癒しのスポットになっていました。板橋区においても荒川をはじめ新河岸川、石神井川などの河川があり、区民の皆さまの憩いの場となっています。こうした取り組みを参考して区政に反映させていきたいと思います。

大分県・臼杵市視察

5月11日

 公明党板橋区議団として大分県・臼杵市を訪問し、同市議会が取り組んでいる「四位一体改革」及び「議会改革」について視察いたしました。
「四位一体改革」では、市長・副市長・議長(執行部は参加せず)が「政策討論会」を開催しざっくばらんな討論をしていることに驚きました。当初は各人の意見が多く、討論にはならなかったそうですが、更なる議論の活発化に向けた取り組みを行いました。具体的には①総合計画と行政評価の活用②部会構成の見直し③事前検討会の開催④全員討論方式を行っています。平成20年度までは成果をあげるには至りませんでしたが、その後「農業問題」に取り組み基本条例を制定するまでに至ったそうです。この条例を制定することにより、「臼杵市の食・農業の基本理念を定める」「各々の責務、役割を明確化する」「施策の計画的な推進を図る」ことにより「豊かで住みよい地域社会が実現」を目指しています。

 また、臼杵市議会では、よりわかりやすく開かれた議会を目指し、議会運営委員会をはじめ、定数等検討委員会、政策討論会等を開催して議会改革・活性化に向けた取り組みを進めています。
 具体的には
  ・ケーブルテレビでの議会放送
  ・ケーブルテレビのデータ放送
  ・予算決算委員会の設置
  ・常任委員会での所管事務調査の充実
  ・議員ゼミナール(議員研修会)の定期開催
などを行っています。板橋区議会においても、こうした取り組みを参考としながら、さらなる「議会改革」を推進してまいります。

大分県・豊後高田市視察

5月10日

 公明党板橋区議団として大分県・豊後高田市を訪問し、「昭和の町」の運営状況、及び「学びの21世紀塾」について視察いたしました。
 豊後高田市中心部の商店街は、昭和40年代までは国東半島で最も栄えた商店街でしたが、その後、大型店の郊外への出店や過疎化のために衰退し、近年では、「犬と猫しか通らない」と言われるほど寂れた状態となっていました。「昭和の町」は、この商店街に賑わいを取り戻すために2001年(平成13年)に始められた町おこし事業で、衰退のために建て替えが進まず、昭和30年代以前の古い建物が約7割も残っていることを逆手にとって、中心商店街に昭和30年代の町並みを再現したものです。2001年に、9店の商店が昭和30年代をイメージした外観に戻したことから始まり、2006年には38店に広がりを見せ、27万人の観光客が訪れるまでになりました。地方都市再生の成功例として全国から注目されています。

 また、豊後高田市では、平成14年度から完全学校週5日制の受け皿として、「学びの21世紀塾」を開塾しています。豊後高田市は、昔から教育の盛んな土地柄で、かつては「戴星堂」や「涵養舎」をはじめ多くの寺子屋が存在し、教育への情熱は、県下でも群を抜いていました。「学びの21世紀塾」は、「教育の格差」をなくそうということで、その試みが始まりましたが、「学びの21世紀塾」を通じて、市内の学校では、学習・スポーツ面で素晴らしい成果を上げており、今では塾を卒業した高校生がボランティアで小学生・中学生に勉強を教えるなど、とても良い流れができていました。教わる子どもたちも、この塾を楽しみにしていて学力も向上したそうです。

新河岸ガスホルダー視察

5月9日

 党板橋区議団4名で東京ガスの「新河岸ガスホルダー」の視察を行いました。首都圏でも震度7の地震が想定される中、「耐震は大丈夫か?」「ガスは漏れないか?」など近隣の方は心配されています。そこで、党板橋区議団として視察をすることになりました。

 最初に東京ガスの担当者から、「東京ガスの地震防災対策」「ガスホルダーについて」の説明を受けました。その中で「震度7クラスの大地震に十分耐えられる。」「平成7年の阪神大震災では震度7の激震地域にもガスホルダーはありましたが、被害はありませんでした。」との説明がありました。私から、ガスホルダーのことではありませんが、震災後ガスメーターの復旧操作方法が高齢者には難しいので、わかりやすい説明や、大きな文字の説明書にしてほしいと要望いたしました。

大きなガスホルダーを私と比較しました

緊急しゃ断弁

放水銃

 ガスホルダーは昼夜の別なく、使用状況が監視され遠隔操作でコントロールされています。またガスホルダーにガスがいっぱい入って圧力が高くなると警報が鳴り、自動的に入口の緊急受入しゃ断弁が閉まりガスの受入が停止します。この装置により圧力が高くなりすぎないようになっています。
 また、近隣で火災などが発生した場合に、水をかけて周囲の火災の熱からガスホルダーを守ることができるようになっています。3・11以降、災害に対する区民の皆さまの関心が高まっておりますが、区内にどういう施設が存在し、それらについて、どのような安全対策が取られているのか点検することが重要です。今後とも、皆さまの声をもとに区内の安全対策に万全を期してまいります。

群馬県視察 ②

4月24・25日

 25日は、榛名へ視察に行きました。榛名湖温泉ゆうすげ元湯(旧榛名湖畔荘)及び榛名林間学園を視察してまいりました。

「榛名湖温泉ゆうすげ元湯」は現在、高崎市が板橋区から借受け、板橋区協定保養施設として板橋区内の在住、在勤、在学などの皆さんに割安料金で提供している施設です。指定管理者は株式会社榛名湖温泉ゆうすげとなっています。

 続いて向かいにある榛名林間学園を視察しました。榛名林間学園は区立小・中学校の移動教室や、青少年健全育成地区委員会及び社会教育団体等が野外 活動等を行うための宿泊などにご利用いただく施設です。指定管理者は株式会社フードサービスシンワ(長野県南佐久郡)です。
 こうした公共施設については、施設設置の意義を踏まえつつ、施設老朽化に伴う大規模修繕経費の増大、区民利用率及び費用対効果の低下など、廃止・存続両方のケースに従って試算を行いながら見直していくことが必要です。旧榛名湖畔荘、旧箱根荘、旧伊豆高原荘の3施設とも平成25年3月31日をもって閉鎖する事が望ましいとの結論に至っています。

群馬県視察 ①

4月24・25日

 党板橋区議団として群馬県を訪問し、視察してまいりました。
 24日は、桐生市役所支所、水沼駅付近にある小水力発電所と黒保根浄水場を訪問・視察いたしました。

 桐生市は、全国6団体のうちの一地域に選ばれ、地域の特性を生かした温室効果ガス削減策を実証するため、環境省から委託を受け「チャレンジ24地域づくり事業」を実施しています。その一環として小水力発電を行っています。また、エネルギーの地産地消の考えのもと、遠くの大規模な発電所から送電線で消費地まで供給する従来の電気の供給方式ではなく、地域内(黒保根町水沼)の自然エネルギーを使って発電(小水力発電)した電気を蓄電池に貯め、わたらせ渓谷鐵道を使って市街地に供給しています。
 また、午後からは、シェアハウスえがお(桐生市有料老人ホーム)とデイサービスサウンド(高崎市有料老人ホーム)を視察いたしました。

 シェアハウスえがおは月額家賃2万5千円からろいう低額で、サービスを行っており、入居一時金も必要ありません。入居中でも介護保険で様々なサービスが受けられます。また、デイサービスサウンドは、全国的にも珍しい音楽療法を取り入れています。音楽療法士により、身体機能の不自由な方や心的問題を抱えている方を対象に少人数でのセッションを行っています。

第1回市町村議会議員特別セミナーに参加

4月3日

 4/12(木)、13(金)の2日間にわたって全国市町村国際文化研修所(滋賀県大津市唐崎)で行われた「第1回市町村議会議員特別セミナー」に参加してまいりました。受講した内容は以下の通りです。

■4月12日(木)

これからの子育て支援

早稲田大学文学学術院教授  増山 均 氏

ユニバーサル社会の実現を目指して

社会福祉法人プロップ・ステーション理事長 竹中 ナミ 氏

■4月13日(金)

児童虐待の現状と対策の必要性

子どもの虹情報研修センター研究部長 川崎 二三彦 氏

地域福祉と自治体の役割~日本一の子育て村を目指して~

島根県邑南町長 石橋 良治 氏

 盛りだくさんの講演を聴かせていただき、大変、勉強になりました。これからの時代、社会全体で、いかに子育てに取り組んでいくべきか、また、その中で起こりうる課題にいかに対応するべきか、基礎自治体として様々なサポートメニューを用意する必要があると痛感いたしました。

宮城県・塩釜市、女川町視察

4月10・11日

 公明党板橋区議団で、宮城県・塩竈市と女川町を訪問しました。塩竈市では、市役所にて、震災の被災状況及び震災からの復興計画について説明を受け、復興工事の現場を視察しました。また、板橋区では女川町の瓦礫の焼却を受け入れることになっており、女川町において瓦礫の放射線測定がどのように管理されているか確認してまいりました。
 東日本大震災で発生した災害廃棄物は2,300トンに上り、従来の通常の処理だと150年もかかる量だと云われております。被災地の復興には、この災害廃棄物の処理が大きな妨げとなっており、地元市町村による処理だけでは限界があります。被災地の早期復興を目指すためには、地域を超えた協力体制が不可欠であり、私たちも可能な限り支援してまいりたいと考えます。

 女川の廃棄物選別処理施設では、きめ細かい放射線量の測定が行われており、まず最初に廃棄物が仕分けられたあとの測定、次に遮蔽した箱の中でのサンプル測定、最後にトラックに乗せたあとの測定と、計三回の測定を実施しています。0.3マイクロシーベルトを超えない廃棄物が東京に運ばれることになっていますが、この日も測定された廃棄物は、その基準をはるかに下回る数値で、しっかり管理がなされていました。

> 宮城県女川町の災害廃棄物の受入れについて(板橋区HP)

東京都立産業技術研究センター視察

4月3日

 党板橋区議団として、江東区青海にある東京都立産業技術研究センター(都産技研)を視察してまいりました。
 東京都立産業技術研究センター(都産技研)は、都内の中小企業の技術支援を行う機関です。急速な技術革新や経済のグローバル化など、東京の中小企業を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした中、基盤技術への支援に加え、ナノテクノロジーや情報技術などの先端技術及び環境・省エネルギーや少子高齢・福祉などの新たな技術課題への迅速かつ効果的な支援が求められています。
このような状況を踏まえ、技術支援ニーズに対する柔軟かつスピーディな支援を行い、都内中小企業の振興を図り、これを通じて都民生活の向上に貢献することが同センターの役割です。
 板橋区にも今年2月にオープンした「板橋産業技術支援センター」がありますが、両施設の連携を図りながら、利用者のニーズに合った支援を受けられるよう適切な事業展開がなされるよう取り組んでまいります。

富士市(f-Biz)視察

2月8日

 公明党板橋区議団として静岡県富士市の富士市産業支援センター(f-Biz)へ視察に行ってまいりました。目的は全国初の民間企業を活用した自治体による産業サポートの取り組みを学ぶためです。富士市では、あらゆる分野の企業に対し、f-Bizに委託して、総合的なサポートを行っています。午前中は、富士市役所にて工業振興ビジョンの説明を受け、午後からは現地(f-Biz)へ視察に行きました。

 富士市産業支援センターは、2008年8月、「日本一高い、チャレンジスピリット」をキャッチフレーズにスタートしたそうです。現在、富士市から、4,200万円の委託金を受けて、商工業、サービス業、農林水産業などあらゆる分野の産業に対し、相談業務を中心にコーディネーターによる総合的なサポート事業を実施しています。開設後1年間で1600件を越える来場相談件数があったそうです。「新しくビジネスを始めたい」「今の事業をさらに大きく成長させたい」、そうしたチャレンジ精神ある経営者に親身になって相談業務を行うのがf-Bizのスタイルであると伺いました。
「税金を使うからこそ、結果が大事だ」との小出センター長の、民間ならではの厳しい目線での言葉が印象に残りました。

 板橋区においても、平成24年度新規事業として「板橋ブランド!光学・精密機器産業の技術力を世界にアピール」を計画するなど、産業振興には力を注いでおりますが、さらに、このようなビジネスサポートを取り入れていければ、新たな産業の活性化につながると思います。今回学んだことをさらに研究して板橋区の産業政策に取り入れてまいりたいと考えます。

櫻井徳太郎賞授賞式

1月28日

 櫻井徳太郎賞の授賞式が行われました。板橋区では、平成14年、区内に在住されていた民俗学者櫻井徳太郎氏の業績を顕彰するとともに、櫻井徳太郎文庫の開設を記念して「櫻井徳太郎賞」が創設されました。民俗学・歴史学・考古学を通じ、地域を基盤にした学問の発展と、地域を活かす立場から研究を進める人材の育成を図るとともに、次代を担う青少年の地域研究を奨励と郷土愛を育むことを目的として、毎年、一般・高校生・小中学生を対象に論文・作文を募集し、入賞者を決定して表彰しています。

板橋区賀詞交歓会

1月5日

 板橋区立東板橋体育館にて平成24年板橋区賀詞交歓会が開催されました。今年は板橋区制80周年にあたり、記念すべき年明けですが、昨年の東日本大震災の発生や、被災地の復興の遅れ、さらに先行き不透明な景気の状況を考えると、手放しで新春を喜ぶことはできません。私たち区政に携わる者は、区民生活の安定を第一に考えて、気を引き締めていかなければなりません。会場も緊張した雰囲気の中で新年の出発をいたしました。
※写真は私の先輩で前区議会議員の白井よう子さんです。